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プロの手品師の技とは

「話術」

プロの手品師には、特に決まった資格などはありませんが、お金をもらって手品をするためには何が一番大切でしょうか。

手の大きな人、手先が器用な人は確かに手品をする時に有利かもしれません。物理的により大きなものを隠せたり、より自然に動作をすることができるからです。

ただ、少し調べた所、決まってプロとして大事なものとしてとりあげられていたのが「話術」でした。

手先の器用さは練習でカバーができるもの、と解説しているプロの手品師の方が多くて驚きました。

元の手先の器用さよりも、失敗しても練習し続ける持続力の方がむしろ大切なようです。
ここで言う「話術」とは、手品師のキャラクター込みの話術です。
手品では、その場の空気をつかみ、観客を思う様に誘導できれば格段に成功率はあがるそうです。
観客の視線をわざと別のポイントに向けさせておいて、タネを仕込んだりすりかえたり、ある程度時間をかけなければいけない場合の時間つなぎなど、話術が重要になります。

プロの手品師の多くはオリジナル以外にも手品のタネを買うそうです。

タネは買える、手先のテクニックは練習次第で上達が可能、であればプロの手品師がステージで求められる技とは「個性的な話術」なのかもしれません。

また、手先のテクニックの上達には観客目線でビデオカメラで録画したものを自分で見ると、改善点が分かりやすいようです。

プロになると、どの観客席から見た場合にも大丈夫なように、色々な角度から撮影したものを事前にチェックするそうです。